てんやの浅草での試みが気になりました。おそらく駅前のてんやかな・・と思うのですが、ずいぶん前から外国人客が多かった印象です。
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外食大手のロイヤルホールディングスは天丼チェーンの「てんや」に、完全キャッシュレスの店を試験導入する。客の9割が訪日外国人という東京・浅草雷門店を改装し、2日に開く。
効率を引き上げ、外国人従業員が働きやすくすることも狙う。順調なら、ほかの店への導入を検討していく。
注文は、入り口近くのタブレット端末でしてもらう。その画面には「現金の支払いはできません」などと日本語や英語、中国語、韓国語で表示する。
会計には、クレジットカードや電子マネー、QRコードなどを利用する。主に中国で使われる決済サービス「アリペイ」や「ウィーチャットペイ」も使う。
(朝日新聞デジタル記事より引用)
◆キタきつねの所感
私は浅草まで来て、てんや?・・と思わないでもありませんが、浅草を訪れる、外国人旅行客には日本食として安く食べれるてんやの方が、少しお高い伝統的な老舗店より入りやすいのもあるかと思います。ただし、日本での普及が遅れているQRコードは、完全に中国人対策になっているのが残念なところ。
2020年に向けた日本(企業が多く参加する)実証実験というより、現在主流な決済手段を集めただけ、その辺りが日本が東京五輪をまだまだ活かしきれていない所なのかも知れません。
考え方を少し変えれば、銀聯カードの決済端末が大きく普及して中国人観光客の爆買いに貢献したのの再来を狙っているとも見えるのですが、てんやだけでなく、浅草寺や神谷バー辺りも地域一体となってキャッシュレス実証が普及すれば、日本人シニアの現金信仰に対するイメージも少しは変わるのではないでしょうか?
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