トランプ大統領ご一行様は、日本、韓国と無事に日程を消化し、中国に移っていますが、日本のモノモノしい制服警官の嵐(東京)は、「見せる警備」というものだったのですね。
NHK NEWS WEB
www3.nhk.or.jp
>制服姿の警察官を多数立たせ、警戒している姿をあえて見せることでテロなどを防ぐ、いわゆる「見せる警備」・・・
2016年のサミット警備でも、こんな記事もありました。
毎日新聞 制服警官で「見せる警備」ソフトターゲット重点
心理的影響もそうですが、何かあった際に迅速に警官が動ける、という点で非常に効果的な(警察官の方は動員で大変でしょうが)対策だと思います。2019年のW杯ラグビーや、2020年のオリンピックに向けてよい予行練習になったのかも知れません。
とはいえ、見せる警備について、それこそワイドショー(パパラッチ)的にゴルフ場までヘリでついていったり、、といってテレビカメラに映させていたのは、自粛させるべきだったのではないかと思います。
攻撃側(テロを起こす側)の心理としては、次はその警備を穴を狙う事を考えると思うので、重要拠点の警備については映像を残させず、どんな警備を、どこに行うかを将来の攻撃者に漏らさない事も重要ではないでしょうか。
見せる警備と、(重要な部分は)見せない警備の両方の視点でセキュリティを考えることが、実は重要なのかなと思います。