ロンドンを拠点にするFintech企業(金融機関を中心に全世界に9000以上の顧客を持つ)Finastraがランサム被害を受けた記事をKrebs氏が出していましたが、今日はその中身ではなく、違う点を見てみたいと思います。
krebsonsecurity.com
キタきつねの所感
先日、一部のランサムオペレータが新型コロナウィルス騒動の間は、攻撃を緩和する旨の記事を書きましたが、Krebs氏の記事(英国のフィンテック企業、Finastraのランサム被害)を読んでいたら、それに関係するMazeランサムウェアグループのプレスリリースが載っていました。
foxsecurity.hatenablog.com
※下記はKrebs on Security記事より引用
あるギャングは、被害者をかき立てるWebサイトを使用して3月18日に「プレスリリース」を投稿し、「世界経済危機の到来とウイルスの大流行により」、ランサムウェアの被害者に割引を提供すると発表しました。
「ウイルスで状況が安定するまで、あらゆる医療機関に対してあらゆる活動を停止します」と、Mazeランサムウェアギャングからのリリースを読みます。
(Krebs on Security記事より引用)
ランサム攻撃側も人である事が伺いしれますが、その一方でランサムが「既に確立されたビジネス」である事も物語っているかと思います。
新型コロナウィルスと同様に、ランサムウェアにも特効薬はありませんので、各企業(組織)、各従業員の防衛の意識が、新型コロナ対策と同様に重要なのは言うまでもありません。
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