※今週は(本業の方で)セキュリティ監査対応があり、平日3日間は通常スタイル(記事引用型の)記事をお休みいたします。
薄々気づいていらっしゃる方も多いかと思いますが、国内のセキュリティ関連の記事は、休日と社会的に大きな出来事があると”パタッと”止まります。
現在シルバーウィール真っ最中で人によっては9連休(※ウラヤマシイカギリデス)の方もいらっしゃるかと思います。また、自民党の総裁選挙関連ニュースも連日大きく報じられており、新型コロナ第4波が収束し始めている(※東京の昨日の新規感染者は人流増の中でも253人)事もあまりニュースになっていない程です。
※毎日それなりの記事ソースを定期巡回していますが、ここ暫く、国内セキュリティ記事として拾えているのは普段の半分程です。
海外でも大きな出来事(ニュース)があると”ソレ一色”となるのは同じ傾向ではありますが、セキュリティ関係ニュースはほぼ毎日拾えている事を考えると、正直に言えば「日本は極端すぎる」様に感じます。
本当にネタ(インシデント)が無いのなら分からなくもないのですが、オリンピックの様な大規模イベントや祝日はハッカー(攻撃者)もお休み・・という事はありません。
これは、記事を読む方(=一般読者)が、セキュリティ関係の記事にあまり「興味が無い」事から、必然的に報道する側の記事の価値(優先度)も低下しているという事を示唆している気がします。
こうした現状はあまり良い事であるとは思えませんので、海外記事を中心に、今後もセキュリティ関連ニュースを少しでも(まとめて)お伝えできたらなと思います。
※サイバーセキュリティに関しては情報の鮮度、例えば海外での攻撃動向、注意喚起(アラート)などは、日本のセキュリティ担当も早めに把握しておく事が重要かと思います。
セキュリティ関連記事の中には価値(バリュー)が高いものがある気がしています。そうした意味において、セキュリティ関連情報が「おまけ」的な扱いになっている現状はあまり良い状態とは言えないのではないでしょうか。
一般の方に”うける”記事ではないとしても、少なくてもセキュリティ担当の方々は、(日々のルーチン作業でお忙しいとは思いますが)アンテナを海外情報まで広げて、関連記事をウォッチ(イイねを押して)して、セキュリティ情報の価値を少しでも高めていって貰いたいなと思います。そうした価値の向上に伴って、(例え大きなイベントがあったとしても)国内記事の発信は海外メディア(ブロガー)がそうである様に、”当たり前”になっていく気がします。
余談です。前週末の海外記事ですが、個人的にはショックを受けた内容でした。
※セキュリティ情報を発信(啓蒙)する立場の1人として、もっと出来る事が無いのか模索する必要があるなと感じています。
■若いサラリーマンの半数以上が、サイバーセキュリティは時間の無駄だと信じています
www.israeldefense.co.il
HPの調査によると、すべてのオフィスワーカーの約48%、および18〜24歳の若年労働者の64%が、多くの無駄な時間をもたらすために不可欠なセキュリティ対策を検討しています。若い労働者はかなりの焦りを示し、3番目は彼らがそうする能力がある限り様々な安全対策を回避しようとしていると主張した。
この統計は、特に18〜24歳の労働者の半数以上(54%)が、主に情報を維持する場合に、職場での情報セキュリティをそれほど重要視していないと主張しているという事実に照らして、警告を発するはずです。セキュリティには、期限を守り、生産性を高めるという犠牲が伴います。また、若年労働者の39%は、自社のセキュリティポリシーが何を言っているのかわからず、サイバー脅威の可能性について無関心であることを示唆しています。
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