ゆく2021年を振り返る

2021年は皆さまにとってどんな年だったでしょうか？

私の場合、振り返ってみると、コロナ禍の影響にあたふたした去年（2020年）よりも、あっという間だった気がします。

悪かった点で言うと、テレワーク生活が常態化し、頻繁にあった出張が激減し、人と会えない事による弊害、特に雑談が減った事は、無形の影響があった気がしてなりません。

勿論ビデオ会議でもビジネス上の会話は問題ないのですが、相手の顔色や、雑談をしている際の何気ないヒントを得る機会が無くなった、これは大きかった気がします。

某所の忘年会の際に話題になったのですが、オンライン飲み会、そう言えば2021年は1回もやらずに終わりました。

尾身会長すら（論理的な）説明がつかない中、急速に第5波が収束し、人と会える様になり、会社への出社もたまにする様になったり、得意先で打合せをしたり、小さな飲み会も参加できる様になりました。

この短期間かもしれない端境期に改めて感じるのは、効率性という意味では対面は悪い点が多いのですが、9割雑談でも、1割の”光る”モノを得るチャンスがあるのだという事を改めて感じます。

参考：

「第5波」なぜ消えた仮説色々…ワクチン以外に有力候補は？ [新型コロナウイルス]：朝日新聞デジタル

新型コロナ、謎多き第5波の急激な収束東大チームの試算では…：朝日新聞デジタル

あまり良く無かった点では、これも某所の忘年会で同意する方が多かったのですが、セミナーや会議が「邪魔される」事です。

セミナー会場での会議、あるいは出張を伴う国際会議などでは、物理的に”会場”に行っているので、例えば会社内からの電話も”不在”という事であまり邪魔をされなくセミナーに集中できるのですが、オンラインセミナーが増えた事によって、その場に居なくても良くなり、場合によっては後から動画で見られる様になってきました。

なんと言えば良いのか、セミナーの「特別感」が無くなった気がします。

自分自身の事で言えば、忙しいから「出なくてもいいや」「後で動画見ればいいや」といった言い訳で、セミナーに参加しなかった事もありますし、動画を後で見る時も”早送り”してしまった事もあります。

更に問題なのは、個人の予定表にセミナー・・・と入れておいても平気で”重複アポ”を入れてくる人が多い事です。（弊社の上長や同僚だけかも知れませんが・・・）

流石に『講師』と入れた予定は潰された事はないのですが、極端なケースでは良く無い事とは言え、セミナーを聴講し（画面を見）つつ、裏で断り切れなかったビデオ会議をしている事もありました。

ZoomやTeamsといったツールで解決できない点ではありますが、2022年に改善されると良いのに・・・と思うモヤモヤしたポイントです。

一方で、テレワーク生活には良い点が多く、一番感じるのは時間の有効活用（効率性）です。従来は朝の通勤時間帯にニュースチェックをしていたのですが、通勤時間分を、ほぼ丸々OSINT調査に当てています。これは以前だったら考えられなかった事です。

また、家では大きめのモニター2台で作業をしているので、作業の効率化は出来ていると思います。（ソコソコの年齢なので会社で作業しているよりも、目が疲れにくい所も良い所かも知れません）

時間帯を単にずらしているだけな気もしますが、朝早くから作業している分、夕方早く仕事を終えてしまったり、食後に短時間の昼寝を差し込めるのも、自分にとっては悪くない点だったと思います。

（家の作業環境を快適にすればする程、運動不足になるのは・・・2022年には改善しなければと思っています。）

当ブログの観点では、今年サブスクリプション（有償記事）制を導入しました。価格を安くしてますので収益は・・・まだまだUber配達員やコンビニのバイトに完敗しますが、有償制に移行する以上、責任を持って記事配信を行う事、つまりプロ意識を強って作業する様になった点は良い事だった気がします。

2022年がどんな年になっていくのかは分かりませんが、当ブログの読者の方も含めて、人との出会いを大切にできる1年になれば良いなと思っております。

本年もありがとうございました。来年もよろしく願います。