2021年の独自集計データとなります。ランサムリークサイトへの掲載、及び各社報道から、キタきつねが集計した国内ランサム被害リストです。
※諸般の事情により被害企業の実名表記をしませんので、あまり面白くは無いリストかも知れません
主なリークサイト掲載があったものをまとめた(+ランサム被害発表)だけなので、合計61件は、ランサム被害の氷山の一角に過ぎないかと思いますが、国内企業・組織も被害を受けている実態がこのリストからも分かって頂けるのかと思います。
因みに(掲載はしませんが)同じ視点で2020年は19件でした。
※”不明”と書かれている所が(公式リリースでランサム被害を公表した所です)
企業規模に関しては、必ずしも大企業ばかりではなく中小企業(≒資本金ベースで1億円未満の所)であっても狙われている現状が浮かび上がってきます。
年末まで被害掲載が続いた事を考えると、ランサムの脅威は2022年も継続(拡大)する事が予想されます。
警視庁の調査データでは2021年上半期だけで61件、ランサム被害の報告があったという事ですので、表に出て無い被害がかなりあるのだと思われます。
www.npa.go.jp
尚、リストのランサムグループの所を見て頂くと分かるかと思いますが、ランサム攻撃者グループは2021年前半と後半で、グループとして出てくる名前が少し変化しています。これは、次から次へと新しいグループが出てきている(以前のグループ名を変更しているリブランド含む)事を示唆しており、事実、リークサイトも増加傾向です。
この辺りも気になる傾向と言えるかも知れません。
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