近くの古びた民家が改装工事をしていて、暫くするとスーツケースをガラガラさせた外国人旅行者と思わしき人を度々見かけるようになりました。近くにはホテルや旅館も無いので、どうしてだろうな・・と思っていたのですが、民家からスーツケースを引いた旅行客らしき人が出てくるのを目撃した日があって、、、これは違法民泊なのだと確信しました。
色々な記事を見ていると、(5月の民泊解禁まで)Airbnbの違法ホストはペナルティが最大100万円程度(宿泊施設に義務付けられる消防法設備や税金も考えてないので正規の宿泊施設より儲かると判断する違法ホストが確信犯的に行っており、要はやったもの勝ちの様な状態のようです。
遺法施設の見分け方については、下の記事を見ていた時に分かりましたが、
airbnb-marketing.jp
外観の写真を掲載しているリスティングは法律で許可されているの可能性がかなり高い
これが一番分かりやすそうです。つまりこの逆に、『外観写真を掲載していないと違法民泊施設』である可能性が高いということです。私の家の近くの物件は・・・Airbnbサイトで見ると外観写真を掲載していません。
一方で、私が怪しいと思っている民家は・・・こんな入り口になっていました。

・表札はありません
・民泊施設マークも(当然)ありません

そして、、、
・鍵のところがとっても怪しいです

ダイヤルキーを玄関ドアにかける必要性は無いと思いますが、 実はこれキーボックスらしいです。メールで遺法民泊のホストがキーボックスのダイヤル番号を宿泊者に伝える方式になっているのだそう。これがもしかすると遺法民泊施設の見分け方として有効かも知れません。
この民家が遺法民泊施設だったとして、どうしてこの”セキュリティ”にしているか考えてみたのですが、
物理鍵を宿泊者に渡すと悪用やコピーの問題が怖いでしょうし、ホテルなどにある日時有効期限のあるカードキーは、システム費用がかさむだけでなくホテルキーの受渡しが現地でしか(Airbnbは)出来ないのでこの手段をとることもできません。
スマホを使った電子鍵開錠(スマートロック)の仕組みがあるので、こうした仕組みを使う手はありますが、全ての旅行者がスマホ(+通信環境)を旅行先である日本で持ってない可能性もあるので、実装が難しいのかも知れません。
ダイヤル錠の方がコスト安いので・・・遺法施設を運営する側としては余計なコストをかけたくない、というのもあるのかも知れません。
ダイヤルボックスの番号・・・ホスト側が毎回変えるのならともかく、一度知ったら悪用できそうな気がしますね。
いずれにせよ、(今の時点では)遺法な施設な民家な気がするので行政に通報しようかと考えています。
通報よりアロンアルファでダイヤル鍵を固めて嫌がらせする手も・・・いや、止めておきます
参考まで京都や大阪でも遺法民泊は、相当問題になっているようです。Airbnbの法令順守へのスキームを変更させる事が早急の課題のようです(条例や法律で縛るしかないのでは・・)。
toyokeizai.net
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