熊本だから起こった事件なのか気になる所ですが、高速のWi-Fiを無料で・・というニーズは案外あるようです。
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熊本県警水俣署は17日、住居侵入の疑いで、同県水俣市の無職の男(21)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時半ごろ、近くの男性会社員(22)宅に正当な理由なく侵入した疑い。
署によると、男は公衆無線LAN「Wi-Fi」が使える場所を探していたところ、「男性宅で無線LANが使えることが分かり、2階の窓が開いていたため侵入した」と話し、「いかんと分かっていて入った」と容疑を認めている。帰宅した男性が発見し、110番した。
(西日本新聞記事より引用)
◆キタきつねの所感
無線LANに鍵(暗号化)がかかってなければ、別段、2Fの住居まで侵入する必要性は無い訳ですが、想像するに、無線LANがその近辺には無く、暗号化解除のヒントを求めて住居に侵入した・・というオチなのかも知れません。
窓を開けておいても大丈夫・・・という田舎ならではの油断もあったかと思いますが、無料のWifiを求めて無職の男性が日中街中を放浪しなければならない程に、フリーWifiが少ない事が背景にあったのは間違いありません。
因みに町の中心であれば・・・公共施設以外に、(ビジネス)ホテルのWifiがロビーで使えたりすることもありますし、有名ホテルチェーンではホテル内のWifiも共通パスワードである事もあるので、、、意外と使えるかと思います。
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大量に電波が必要で、犯行に及んだのは無職男性、侵入した住居に不法滞在(長時間)して警察に見つかる・・・という条件を考えると、スマホの通信制限にひっかかった男性が、冷房の効いた人の部屋に侵入し、データ量の重いスマホゲームでもしていたところ、帰りが遅いと思っていた家主が思いのほか早く帰宅してしまったのか・・・と想像しますが、
不法侵入者に責があるのは当然としても、何故捕まった男性は(多少通信が遅くても)フリーWi-Fiを探さなかったのだろうか?という疑問がわきます。
因みに、水俣市のフリーWifiスポットを調べてみるとNaviTimeでは、5か所
くまもとフリーWi-Fi の設置場所をみて見ると・・・やはり5か所。上記リストとの差分が1つあるので、6か所
フリースポット検索でも・・・1か所しかひっかかりません。(※上記重複なので合計6か所)
ざっと探しても6か所程度しかフリースポットが無いので・・・熊本市内ならともかく、郊外の町においての整備状況としては仕方が無い状況なのかも知れませんが、やはり圧倒的にスポットが少ないという印象です。地方の過疎化が進むのもわかる気がします。
■日本人のためのパスワード2.0 ※JPAC様 ホームページ
7/8に日本プライバシー認証機構(JPAC)様からホワイトレポートをリリースしました。キタきつねとしての初執筆文章となります。「パスワードリスト攻撃」対策の参考として、ご一読頂ければ幸いです。
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