コロナ対策の一環でテレワークをされている方も多くいらっしゃるかと思います。そんな方には、私立大学情報教育協会が3/13に公開した資料を使っての(セキュリティ関係の)オンライン講習というのも一考の価値があるかも知れません。
www.juce.jp
キタきつねの所感
TwitterでフォローしているAutumn Goodさんの下記のつぶやきがなければ気づかなかったかも知れません。公益社団法人私立大学情報教育協会が過去のセミナー資料等を情報セキュリティ関連情報のプラットフォーム上で3/13から一般公開しています。
中を見ると、結構な過去資料(古いものもありますが)が公開されています。
※100コンテンツ以上あります
カテゴリーで見ると、以下の通りです。
1-1 サイバー攻撃の動向と対策事例
(1)サイバー攻撃の動向
(2)サイバー攻撃への対策事例
(3)自己点検評価、ベンチマークリスト結果
1-2 技術関連資料
(1)攻撃手法の理解
(2)痕跡調査・解析、インシデント対応関連
(3)情報セキュリティ対策
1-3 政策立案・運営関連資料
(1)危機管理の共有
(2)セキュリティポリシー、情報資産管理
(3)組織の構築、組織的な取組み
(4)関連法令
(5)災害を想定した対策
(6)演習、ワークシート
1-4 年度別の研究講習会資料
ざっと見ただけで本格的に読んでいませんが、個人的には1-1(2)のサイバー攻撃への対策事例における啓蒙や、標的型メールの見分け方、1-2(2)のフォレンジック調査の資料が気になりました。
フォレンジック調査のコンテンツは、外部セミナーでは有償プログラムの場合が多く(ハンズオンが含まっている事が多い為ではありますが)、一通りこうした内容を把握しておくだけでも後々役に立つ気がします。
色々なセキュリティセミナーが中止、延期になっていますが、こうしたコンテンツを元に自身のセキュリティ関連の知見を網羅的に向上させるのに、良い機会なのではないでしょうか。
余談です。一般公開して頂いているコンテンツにケチをつけるのはどうかとは思いますが、大学の先生方はコンテンツのデザインや、魅せ方について、もう少し勉強された方が良いかなと思います。(※少なくても民間企業ではダメ出しされるレベルのコンテンツが多い気がします)
本日もご来訪ありがとうございました。
Thank you for your visit.
更新履歴