Fox on Security

セキュリティリサーチャー(インシデントアナリスト)で、セキュリティコンサルタントのキタきつねの独り言。専門はPCI DSS。諸々のお問合せ(取材、執筆、各種お問合せ等)はフォックスエスタ (https://foxestar.hatenablog.com/)をご覧ください。

米国ビザ申請はより厳格に

AFP記事に米国ビザ申請が厳格化する可能性がある事がかかれていました。

www.afpbb.com

ビザ申請者は、自身が使用しているSNSを明示し、ビザ申請日に先立つ5年間にSNSで使用していたアカウント情報の他、「過去5年間に使っていた電話番号と電子メールアドレス、渡航歴」などの開示が求められる。

(AFP記事)

 

◆キタきつねの所感

米国には旅行か、短期出張でしか行った事の無いので、多分自分には関係ないだろうなとは思いますが、過激なテロ予備軍のあぶり出しに開示情報を使いたいという米国政府の意図が感じられます。まだ成立するかどうか分からない計画段階の記事ではありますが、トランプ大統領の過去の言動を推測するに、プライバシー保護団体がいくら反対しようと、おそらく成立させてしまうのだと思います。

SNSアカウントの開示は、私でしたらビザ申請前にTwitterの過去のブラック投稿を削りたくなります(※注:以前削っているので今は大丈夫だと思います)。と考えると、テロを行おうと考える人であれば、恐らく本アカウント情報は出さないでしょう。またダミーのSNSアカウントを事前に仕込んでおく程度の事は平気でやると思います。米国政府側はリスクベース等でビックデータ分析をかけるのだと思いますが、休眠アカウント(か盗んだアカウント)を活用して監視の眼を潜り抜けるケースが多くなるかも知れません。

過去の携帯電話番号・・・携帯キャリアから出させる証明書を必須にしないと、偽番号申請が多くなってしまう気もします。申請された携帯番号とSNSアカウント、あるいはメールアドレスが(偽申請情報によって)紐づかない事でリスク値を高くする様な高度な分析を考えているのかも知れませんが。

 

いずれにせよ日本から留学する人や、会社で米国赴任する方々は要注意(記事では5月末には法令が出そうな雰囲気)な記事かと思います。

 

頭の悪い青い鳥のイラスト

 

更新履歴

  • 2018年5月6日PM(予約投稿)