両陛下の在位中最後の伊勢訪問に関して、ふと気になったので調べてみました。
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伊勢神宮参拝のため、JR東京駅を出発する天皇、皇后両陛下。後方は「三種の神器」の剣=2019年4月17日午後1時17分、嶋田達也撮影
偶然にも、(両陛下の移動を知らずに)私は1時間後に東海道新幹線に乗って出張先に向かっていたのですが、両陛下の乗られた新幹線は特別(貸し切り)列車だよなぁと思って時刻表をみてみると、
東京駅│時刻表:JRおでかけネット
17日の運行予定と、
18日の運行予定とで、朝日新聞の写真コメントにあった1時17分に近い所で見ると・・・差分がありました。
1時20分発の新大阪行きの、のぞみ335号が運休している事が分かります。
細かく見てみると、
■13時10分 のぞみ35号(博多行)18番線
【13時20分 のぞみ355号(新大阪行)16番線】
■13時26分 こだま659号(名古屋行)14番線
■13時30分 のぞみ37号(博多行)18番線
両陛下が新幹線に乗られた13時20分頃の前後は、14-15番線、18-19番線には列車が停車してる可能性がありますが、16-17番線ホームは(他ホームへの振り替えも含め)前後の時間帯が発車には使われておらず、警備もしやすい事が推測されます。
伊勢神宮へは夕方4時頃に参拝されていますが、諸々のスケジュールを考慮すると(宿泊先の志摩観光ホテルに6時前に着く)、この時間帯が必然だったのだろうなと思いました。
三種の神器(天叢雲剣、八咫鏡、八尺瓊勾玉)の内、皇居にある剣(天叢雲剣※形代:実物は熱田神宮)と勾玉(八尺瓊勾玉)が陛下と一緒に持ち出され、伊勢神宮の天照大神のご神体として内宮に祭られている八咫鏡と併せて、三種の神器が揃った事になります。ドラゴンボールが全て揃った様な・・・と言ったら怒られそうですが、何か感慨深いものがあります。
皇居から持ち出された2つの神器がどう運ばれるのか?物理セキュリティの観点から気になったのですが、侍従の方々が肌身離さず、両手で持って移動していたのが印象的でした。両陛下の護衛の方が侍従の方も警護していると考えると、これが一番セキュアな輸送方法であるのは間違いないかと思います。
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余談となりますが、陛下の地方移動の際は、新幹線は全車両貸し切りが普通の様です。一般客への影響を考えてというのが主な理由だそうです。
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仮に同じ車両に乗れたとしても、乗降時にはホームが(警備上の理由で)一時的に使えなくなると思いますので、私のよくあるビジネス出張では、両陛下の事のみならずアポ時間(遅れ気味で移動するのが悪いのですが・・)も気になってしまうだろうなぁと思います。
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