Huffpostの11月29日記事に、東京ディズニーリゾートが顔認証を導入する記事があったのでつぶやいてみます。
www.huffingtonpost.jp
■公式発表
東京ディズニーランド® メインエントランスのリニューアルおよび立体駐車場の新設について
2019年春~2020年にかけて年間パスポートホルダーに対して、顔認証システム+QRコード認証での来場管理が導入されるようです。記事では顔パス・・とありますが、現在、係員が顔写真を確認している所を機械が認証する、という所に特徴があるようです。
その他、入退園ゲートがフラッパーゲートに変わる(今は回転式の奴でしたね)のと、デジタルサイネージ、自動券売機が12台導入(対面窓口が6つになるみたいですのでコスト削減も狙っていそうです)とあります。多国籍のゲストに対してICT技術を導入する(自販機やサイネージ)事と、特にスペシャルなゲストである年パスホルダーの入場スピードを速める(専用ゲートという事になりますので、、、うまく実装できれば他ゲストより早く入れるのが年パスの売りになりそうな予感です)ことに今回の設備改修は狙いがありそうです。
年間パスのQRコードを入園口のセンサーにかざすと、登録された写真と顔とを照合してゲートが開く 引用:Huffingtonpost
システムとありますので、想像ではありますが、先に『顔パス』を年間パスホルダーに提供しているユニバーサル・スタジオ・ジャパンの運用を横目で見て、セキュリティか運用負荷(照合できなかった場合の時間ロス)を考慮して、まだQRコード(2要素認証)が必要と判断したのかなと思います。
www.youtube.com
YouTube映像を見る限り、認証距離を一定に保つ部分(運用設計)に難がありそうです。カメラの近くで精度が良い顔認証を行うために、敢えてQRコードを読ませる運用を考えたのかも知れませんが・・・。NECさんのシステムの様なので、そこそこの制度は出そうですが、ウォークスルーはまだ実用段階ではいろいろと調整中なのかも知れませんね。
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