セキュリティ系の国際会議という意味ではラスベガスで同時期に開催されていたBlackHatの方に多くの方が行っていたのかと思いますが、私は先週MastercardのAP(アジア太平洋)地区向けの国際会議に行ってきました。今年は開催場所がニューデリーだったので、、インドを除くアジア諸国、特に日本からの出席者は例年を下回った様です。

※お盆休みという事もあり、当ブログへお越し頂く方も少ないかと思いますので、インドで撮ってきた写真をいくつかの記事に分けてご紹介したいと思います。
因みに国際会議の参加者が少なくなる理由としては、雨季(ベストシーズンではない)である事もあったかと思いますが、水関係の縛りがある事も大きかったかも知れません。在インド日本大使館は、短期滞在者にも予防接種を推奨しています。
私も海外に行くとお腹がゴロゴロとする事が多いので、A型肝炎と腸チフスの予防接種を打ってからインドに渡りました。とは言え空港の駐車場で早速、リードの無い犬(飼い犬かもしれませんが)を見て、不安に思ってしまいましたが。。。(狂犬病予防接種は打ってませんでしたので・・・)
夜間着の便でホテルに向かう車では、日本だと名古屋走りとでも言えば良いのでしょうか、ウィンカー無しで車線変更したり、車線をまたがって車が往来する車事情が伺えました。車を抜かすときに(予防で)鳴らすクラクションも相まって、そこら中でクラクションが聞こえてくる環境は、インドらしい所なのかも知れません。
そんな車事情だと、事故も多い様です。普通にボコボコの車が走っています。

日中帯に撮った写真です。日本でも有名なTATA自動車ですが、もともとは大型バス(写真だと前方緑のバス)のメーカーなのだそうです。写真右側、オートリキシャ(三輪)が走っている所は、タイと似ていますが、バンコクなどで見かける程にゴテゴテの飾りは見かけませんでした。

バイク、オートリキシャ、自動車・・・それ以外にもトラクターだったり、自転車もたくさん走っています。デリーでは交通渋滞が大きな問題となっているそうですが、こうした速度が違う乗り物が、交通ルールがあまり適用されてない様な状況で走っている事も影響しているかなと思いました。

路側帯ではたまに、バイク(車も数回あった様な・・・)が逆走してきます。渋滞が多いのでこれが近道、という考え方なのでしょうが、個人的には「インドでは運転したくない」程にヒヤリハットが日常化しています。
運転手さんに聞くと交通事故はソコソコ発生している様です。因みに外国人が運転しているとかなりの確率で外国人側に非があると判断されると、インドからの会議参加者の方が言ってました(警察にうまく説明できないか、周りがグルになって外国人が悪いと言いくるめられてしまうのでしょうか・・・)。

良い意味でも悪い意味でもデリーの交通状況は「カオス」と言えるかも知れません。
街中では人懐っこい(餌をねだってくるという意味では)犬が多かったのですが、どの犬が狂犬病キャリアか分からないので、、、避けるしかありませんでした。ベンチの下とか、首輪もリードもなくよく見かけますので、旅行客にとってはかなり怖い存在(トラップ)と言えるかも知れません。

路上で生活していると思わしき方々も多々みかけました。。貧富の差(カースト)というものを、意識してしまう光景が、デリーのそこら中にあふれていました。

その②に続く
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