読んでいてせつなくなりました。新たなオレオレ詐欺の記事が読売新聞3月3日に載っていました。
独居の女性宅に息子を装う男から「母さん、きょう暇かな。一緒にご飯食べよう」と電話があった。昼頃に再度、「同僚が資金繰りに失敗した」と切羽詰まった声で金を無心されると、女性は複数の金融機関から預金を引き出し、荒川区内の駅で息子の同僚を名乗る男に現金計約400万円を渡した。
(読売新聞記事より引用)
新たなオレオレ詐欺のパターンではありますが、このケースが広がるにはいくつかの前提条件があるのかも知れません。
- 事前にターゲットである女性が独居である事が分かっている
- 息子が別居している
- 『ご飯を食べる』~『資金繰りに失敗した』電話の不自然なつながりに違和感を感じない
- 結局息子本人が受け取りに来て(顔を出してない)ないことに違和感を感じない
母親の息子への想いに漬け込んだ卑劣な犯罪ではありますが、せめて銀行窓口での振り込みにすれば(銀行窓口スタッフが気づく可能性も含め)気づけなかったのかな・・・と思います。また、上記ポイントの様に判断力がもう少ししっかりしていれば、あるいは電話を受けた後に、息子の連絡先に確認の電話をコールバックする事が出来ていれば、詐欺に気づけたチャンスは増えたかも知れません。
因みに私の実家でも母親が以前オレオレ詐欺電話を受けた事があるそうです。(と後で聞きました)怪しんだ母親の雰囲気を察したのか、「また電話する」と切られてしまったそうですが、その話を聞いて以降はなるべく定期的に電話(LINE電話ですが)をするようになりました。
もうひとつ、ふと気づいてしまった事。オレオレ詐欺は・・・息子のケースが多い気がしたのですが、調べてみると、知恵袋に納得できる答が載っていました。
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
やはり、定期的な連絡の取り合いが重要なようです。(知恵袋マヂ便利!)
更新履歴
- 2018年3月4日 PM(予約投稿)
- 2018年3月15日 PM 元記事のリンクが消えていた部分を削除