気になるローカルニュースがありました。
jp.reuters.com
兵庫県姫路市に拠点を置く指定暴力団神戸山口組系傘下組織の組長が、姫路市内の自宅マンションから数百万円を盗まれたという通報が兵庫県警にあったことが3日、捜査関係者への取材で分かった。県警が窃盗事件として捜査している。
捜査関係者によると、2018年12月31日午後から今年1月1日未明の間、組長の自宅から現金数百万円が金庫ごと盗まれ、腕時計もなくなっていた。部屋の窓が割られていたという。
当時、組長は上部組織の年末年始行事に出席するため、神戸市内にいたとの情報がある。県警は組長が留守にする時間帯を狙った可能性もあるとみて調べている。
(ロイター記事より引用)
◆キタきつねの所感
想像が膨らむ窃盗事件です。組長宅と言えば、そもそも一般の泥棒は盗みに入る思想はあまり無いので、その筋の方による(抗争的)犯行と見るべきなのかとも思いますが、お金がありそうで不在になる事が分かっていれば、見つかった際の報復を考えない命知らずな一般の泥棒も居るのかも知れません。
これ以上の記事情報はないので、勝手な想像で書きますと、現金や貴金属を多数保管している組長さんのお宅ですので、それなりのセキュリティはされていたと思います。記事には具体的な侵入手口はかかれてませんが「部屋の窓が割られていた」とありますが、マンションの内側と外側の両方のケースが考えられます。
内側の場合をシュミレートすると、意外とハードルが高いので・・・違う気がします。
・【入口】オートロックを共連れで潜り抜ける(但し監視カメラに映ってしまう可能性有)
・【監視】監視カメラの死角外からマンションに侵入する(非常口、入り口をバイパス?)
・【侵入】共用廊下の窓の格子を外す(マンション住人に気づかれる可能性有)
・【侵入】窓ガラスを割って入る(マンション住人に気づかれる可能性有)
では外側からと考えてみると、最初の侵入のところで、同じ課題にぶつかります。そこでどんな手口が考えられるのか・・・少しググってみますと、出てきます。
ホワイト側が手口を教えるのは如何なものかと・・は思いますが、フムフム。そんな手口があるのですか・・・。
泥棒に割られた!窓の空き巣対策 侵入経路 賃貸 防犯ガラス
排水パイプを登っていった、あるいは非常階段に監視カメラの目をくぐって侵入し、屋上からマンションのベランダに入った可能性が高い気がします。
こうした侵入は最初から部屋の住人が不在である事が分かっている場合にしか成り立たないかと思いますが、下調べの機会が当然あったかと思います。海外旅行や長期の不在などの場合、例えば電気的なグッツでけん制する事が可能と言われています。こうしたグッツか・・・室内用の監視カメラ(赤外線)を仕掛けておく事も有効だったかと思います。
窓ガラスセンサーもこうした窃盗対策としては有効な場合も多いのですが、強化窓ガラスにするか、監視カメラ(できればセ●ムやALS●K)のシールを貼っておくだけでもけん制効果はあるそうです。
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