本日もセキュリティネタではありません。新型コロナウィルスは、私たちの生活を激変させ、そして元には戻らない変化をもたらすのは間違いないかと思います。その1つが「非接触」決済になりそうです。
www.databreachtoday.com
非接触型の使用は、公衆衛生当局ができるだけ触れずに定期的に手を洗うように指示してSARS-CoV-2の感染を減らすのを助けるように指示しているときに好都合です。
(中略)
実際、業界は発生により、非接触型取引で請求できる最高額を引き上げる計画を加速しています。
ペイメントカードのトランザクションには£30($ 37.40)の制限がありましたが、4月1日以降、この制限は全国で急速に£45($ 56.00)に変更されています。
(中略)
昨年、Visaは、ヨーロッパでの対面取引の3分の2以上が非接触型決済を使用して発生したと推定しましたが、カナダとイギリスでは、使用率は約60%です。
ただし、米国では非接触カード取引は依然として珍しく、CNBCは昨年、POSシステムがカードを読み取れるかどうかに関係なく、米国カードの約3%だけがこの機能を備えていると報告しています。
(Databreachtoday記事より引用)※機械翻訳
キタきつねの所感
ここ2週間程で、コンビニやスーパーのレジ周りは大きく変化しました。ソーシャルディスタンスの為の会計待ちのマーク、透明カーテン、店員さんの手袋着用・・・とマスク姿と消毒液程度だった頃から考えると、各段に「非接触」対策が進んだ気がします。
小池都知事は入店制限まで要請していますし、この流れは強化される事はあっても以前の会計処理に戻るまでには暫く時間がかかるのではないでしょうか。
こうした動きは日本だけでなく、ロックダウンになっている諸外国では更に厳しい対策がされている様です。
上記記事にある「コンタクトレス(非接触)」については、スマホでのApplePay等の決済や、非接触クレジットカード(payWave、PayPass等)を指している様です。
不正利用懸念で限度額が設定されている部分が緩和されている事もあり、新型コロナウィルスが蔓延している間は、非接触型決済を人々が好む事は間違いなく、「現金決済」が時代遅れとみなされる日もそう遠くない様に思えます。
現金史上主義と言える日本でも、「現金を触りたくない」という強迫観念にも似た「感染リスク」を懸念する方が増えている様です。とは言え、上記記事にはこんな事も書いています。
「現金の使用によってコロナウイルスを拡散させるリスクが高まっているという科学的証拠はありません。」
(Databreachtoday記事より引用)※機械翻訳
とは言え、テレビやネットでの影響も強く、最も現金利用派である日本の高齢者でも手袋をつける方や、QRコード等(※こちらは還元やポイント目当てでもあると思いますが)を使われる方も増えている様に見受けます。
新型コロナによる影響は、インフラが壊れた訳でも、人々が戦争並みに死亡した訳でも(まだ)ありませんが、確実に人々の風習(文化)を変えている様です。
以前と同じ様な社会(Beforeコロナ)とは違った社会になる(Afterコロナ)事になる、歴史の転換点に私たちは居るのかも知れません。
願わくは、それが、より良い社会である事を切に願います。
余談となりますが、先日スーパーで前のお客さん(お婆さん)が、お釣りを財布を開いて店員さんに直接入れて貰っている姿は衝撃的でした。
もう1点、店舗での入店制限が行われる様な状況になると、非接触ICカードやスマホ決済に比べて決済処理にかかる時間(工数)が現金より長いQRコード決済は、レジ待ちや入店待ちの方からの白い目に耐えられなくなり、普及の勢いが鈍化する気がします。(決済が遅い=レジ待ちが長い印象がより強く感じます)
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