Fox on Security

セキュリティリサーチャー(インシデントアナリスト)で、セキュリティコンサルタントのキタきつねの独り言。専門はPCI DSS。

USBキラーの直し方

当ブログは、おかげさまで多くの方にご来訪頂けるようになりましたが、特定の目的で検索されて記事をご覧になる方もいる様です。(本日は単なる雑談記事です)

 

ブログの管理ツールを確認していて、トータルアクセス数が増えたな・・と思っていたら、意外な検索ワードがひっかかっていました。

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「USBキラーの直し方」

 

 

そちらの検索で来訪されるとは・・・・恐らくアクセス先は、この記事かと思います。
foxsecurity.hatenablog.com

 

参考までに解説しておきますと、「サージ電流保護回路を極限までテストする」事を目的とした″テストツール”とされています。高圧電流が流れますのでUSB口に(知らずに)挿すと、機器に高負荷がかかり壊れるという、嫌がらせには最適な素晴らしいテストツールです。

 

自作でも作れる方もいると思いますが、Amazonでは8000円台で購入可能です。(以前より少し値下がりした気がします)値段が高くなりますが、ロゴの無い”黒”バージョン送られてきた方が何の違和感もなくUSBポートに差し込む傾向があるので人気がある様です。

USB Killer Proキット – 標準

USB Killer Proキット – 標準

  • メディア: エレクトロニクス
 

 

極限テストの実例については、少し前の映像(2017年)ですが、CPUから煙をはいている映像が下記にあります。iPhoneにコネクタ接続して充電が出来なくする事も可能な様です。(ライトニング端子破壊)

www.youtube.com

 

こうした映像でのテストを見る限り、USBキラーで影響を受けた機器は・・・影響を受けたパーツを部品交換するしかないかと思います。

 

余談ですが、テスラのUSBポートにUSBキラーを仕掛けたテストでは、車本体は無事でした。(USBポートは怪しそうでしたが)

 

 

本日もご来訪ありがとうございました。

Thank you for your visit. Let me know your thoughts in the comments.

 

ウイルスに感染したUSBメモリのイラスト

 

更新履歴

  • 2020年5月21日 AM(予約投稿)